Basic Body Awareness Therapy

機能的な動きの獲得を獲得するための理学療法

BBATは元来は1960年代に運動教育者であり心理療法士であるフランスのJaques Dropsyによって開発された。その後、Liv SkjaervenやAmanda Gyllenstenらの尽力によってさらに発展した精神保健分野における理学療法として確立された。それが近年では、脳卒中者や運動器疾患、精神保健分野など幅広い領域で取り入れられている。

自分自身の【動き】をExplore[探す]⇔Contact[接触]していくなかでAwareness[認識]し、その流れの中で機能的な動きを獲得する。

【Explore・Contact・Awareness】の過程は、マインドフルネスにも関連づくものがあり、機能的な動きを良くすることでメンタルの安定にも繋がっていく。

BBATでは最小単位の自分一人の動き【寝る・座る・立つ・歩く】から始まり、二人、グループと徐々にコミュニティを構成しながら、動きの練習を行う。そして、日常生活に反映させていくことで個人の生活から集団環境において、身心の安寧に繋げることを目的としている。